辛坊キャスター この時期の北朝鮮取材は「覚悟の上」

 キャスターの辛坊治郎氏が14日、読売テレビ「朝生ワイド す・またん!」に出演し、北朝鮮に取材に入っている西側各国のメディアが『人間の盾』になる不安に対して「この時期、北朝鮮に取材に行く人は覚悟の上。自分たちの責任において行ってる」と現地取材メディアの覚悟を代弁した。

 緊張が高まる北朝鮮は15日の太陽節(金日成誕生日)と25日(人民軍創設日)に合わせ、海外メディアの記者団を大勢招待している。森たけしアナウンサーが、金正男氏暗殺事件のときのように「マレーシアの人みたいに(北朝鮮から)帰ってこれなくなるんじゃ…」と不安を口にした。すると辛坊キャスターは「帰れなくなるんじゃないかどうかというより、もしかして取材と称して軍事基地に連れて行かれる可能性もある。私が金正恩の立場ならそうしますね」と『人間の盾』になり得ると解説した。

 さらに「アメリカに攻撃されそうなところには『取材においで』って(『人間の盾』として)記者を配置する。まあこの時期、北朝鮮に取材に行く人は覚悟の上でしょ。そういうもんですよ。誰も頼んで行ってるわけじゃない。好きこのんで行ってるわけですから。自分たちの責任において、行ってると思いますから」と北朝鮮取材者の立場を代弁した。

 また自身も、過去に森アナウンサーと2人での北朝鮮での中継取材の話があったが「行けるかそんなもん!どうせ北朝鮮の宣伝しかできないだろう」と取材を断ったことを明かした。「2000年の小泉訪朝以降は、北朝鮮がそういう国だろうってわかって、(取材も)ありだろうと思います。でもそれより10年位前でしたから、我々2人で拒否した」と振り返った。

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