梅沢富美男 女形になるきっかけはあの超大物漫画家だった!
俳優の梅沢富美男(66)が15日放送のカンテレ「おかべろ」で、26歳で女形になったのは「仮面ライダー」「サイボーグ009」など数々の名作で知られる超大物漫画家の故石ノ森章太郎氏(1938~1998)がきっかけだったことを明かした。
梅沢は石ノ森氏に「20歳の頃からずっとかわいがって」もらったという。
24~25歳の頃に「もう辞めようかなあ」と思い、石ノ森氏に「先生、もう辞めたいんだけど」と相談。石ノ森氏に「何で辞めんだ?」と聞かれ、「壁ですかね」と答えたところ、石ノ森氏は梅沢を「生意気なこと言うんじゃない、バカ野郎!壁ってのは売れた人が言うんだよ。お前なんて無名の役者に壁があるか」と一喝。「お前は売れるから頑張ってやれ」と励ましたという。
その3~4カ月後、石ノ森氏から「矢切の渡し」を踊ってくれという依頼があり、これが女形の踊りだった。梅沢は「石ノ森先生に声をかけてもらえなかったら、女形の梅沢富美男は生まれなかった」と感謝した。
女形になるため、花柳界があった東京・大塚で芸者の尻の動きを電柱の陰から熱心に観察していて交番に連行されたり、女性がエクスタシーに達する表情を熱心に観察しすぎて相手の女性に「電気消してよ!」と鼻血が出るほど殴られたりと、破天荒な研究ぶりを説明。また、バブル期におひねりが100万円の束で300万円飛んできたエピソードも披露していた。