二葉由紀子さん死去 夫婦漫才コンビ「二葉由紀子・羽田たか志」 76歳、心不全
ダメ夫の恐妻の夫婦漫才コンビで人気を博した「二葉由紀子・羽田たか志」の二葉由紀子(本名・一色ユキノ)さんが心不全のために14日に入院先の兵庫県西宮市の病院で亡くなったことが15日、分かった。76歳だった。
二葉さんは先週から呼吸の違和感を訴え、診察を受けてそのまま入院。6月末に舞台復帰を目指していたが帰らぬ人となった。
二葉さんは1941(昭和16)年1月19日生まれ。山口県岩国市出身。4歳の時に祖父が座長の演劇で初舞台を踏んだ。68(昭和43)年、羽田たか志と出会い、漫才コンビを結成した。
羽田がアコーディオンを奏で、二葉さんが歌謡曲や民謡を熱唱。時代劇ネタやコント形式のネタなど夫婦ならではの絶妙のコンビネーションで根強い人気を博した。持ちネタの中には完璧な中国語漫才もあった。
通夜は兵庫県芦屋市の照善寺で16日午後6時から。告別式は17日正午から同所で。喪主は夫の羽田たか志(はねだ・たかし)。