武田真治 ネットのカキコミに警鐘
俳優の武田真治(44)が16日、都内で行われたミュージカル「パレード」(5月18日~6月4日、東京芸術劇場プレイハウス)の製作発表に出席し、誹謗中傷などネガティブなネット上のカキコミに苦言を呈した。
舞台は20世紀初頭のアメリカで実際に起こったえん罪事件を題材にした作品。武田は臆測で記事を書き、殺人事件の容疑者と臆測った主人公レオ・フランク(石丸幹二)を追い詰める新聞記者ブリット・クレイグを演じている。
劇中では悪役となる武田は「この時代なら新聞、ある時代ならテレビ、今ならネットに当てはめて見ることができると思います」と真剣な表情。続けて「すべてのネガティブなネットカキコミをする人に見てもらいたいです!」と力説。笑いを交えながら警鐘を鳴らした。
一方で、自身の役柄については「新聞の部数を伸ばすためにやっていたことで、当時の生きざまだったと思います」と理解を示していた。
なお、大阪公演は6月8日~10日、梅田芸術劇場で。