四季の「美女と野獣」コンビ 堀内敬子と石丸幹二が17年ぶり共演
俳優・石丸幹二(51)と女優・堀内敬子(45)が16日、都内で行われたミュージカル「パレード」(5月18日~6月4日、東京芸術劇場プレイハウス、6月8日~10日、大阪・梅田芸術劇場)の製作発表に出席し、17年ぶりの舞台での共演を喜んだ。
2人はともに劇団四季出身。互いを「マルちゃん」「ケイちゃん」と呼び合う仲で、「美女と野獣」では石丸が野獣、堀内がヒロインのベルを演じたこともあった。
15年に放送されたTBS系ドラマ「表参道高校合唱部!」で共演した際に、石丸は「また、板(舞台)の上でやりたいと思っていた」という。念願かなっての“実家”ともいえるミュージカルでの久しぶりの共演。堀内が「かつてを思い出しつつも、こんなに年を取った…」とコメントすると、すかさず石丸が「年を重ねた、ね」と訂正するなど、息の合ったところを見せた。
さらに石丸は「堀内さんはほぼ変わってない。バラエティーでも面白くて、いろいろ経験をされて演技の引き出しがたくさん増えたなと感じますね」と絶賛。これに堀内が「変わったのは振り(付け)の覚えが早くなったことですね」と返して笑いを誘っていた。
舞台は20世紀初頭、南北戦争直後のアメリカ、ジョージア州アトランタで実際に起こったえん罪事件を題材にした作品。石丸は殺人事件の容疑者にされるレオ・フランク、堀内は妻のルシールを演じる。この日は2人で劇中歌「無駄にした時間」を披露。ホームグラウンドで歌の実力を見せつけた。