NMB藤江れいな 卒業直前の5月にAKB劇場で出張公演
アイドルグループ・NMB48の藤江れいな(23)が17日、同グループの卒業コンサートを大阪市内で行った。オープニングでは「君のことが好きだから」を関西弁バージョンで歌うなど、集大成をみせた。
あいさつで「(AKBグループの)大組閣がなかったら、今の私はない。移籍したのがNMBでよかったと、心から思います」と話すと、涙に詰まり頭を下げた。会場からは「ありがとう」と声が飛んだ。
卒業公演は5月27日と発表。「この日で活動を始めて丸10年になるので、この日にさせていただきました」と説明した。
MCコーナーでは、藤江が所属するチームB2が5月3、4日に東京・AKB48シアターで出張公演(計3ステージ)を行うことがサプライズで発表された。「AKBから移籍してきて以来ずっと、出張公演をしたいと言ってきたので、念願がかなった。私が育った場所にみんなを連れて行けてうれしい」と大喜びする一幕もあった。
アンコールでは、山本彩(23)の作詞作曲「幸せの欠片」をギター伴奏で独唱。「ずっと彩ねえについてきて、NMBを好きになって。彩ねえの曲を卒業コンサートで歌おうと思った」と話した。
藤江は2007年にAKB48入り。14年のグループ大組閣でNMB48に移籍した。15年に、当時のチームMのキャプテンに就任。今年1月31日の公演でグループ卒業を発表した。卒業は女優業に専念する。