梨花 モデルと実業家の二刀流本格化 2年以内に店舗2桁超える計画
モデルの梨花(43)が、自身プロデュースのライフスタイルショップ「メゾン ド リーファー」を全国展開することが17日、分かった。この日、愛知県名古屋駅に開業したタカシマヤ ゲートタワーモール内に東京・代官山に次ぐ2号店が誕生し、オープニングイベントに登場。台湾など国外を含むファン4000人が殺到し、最長6時間待ちの“梨花フィーバー”を巻き起こした。19日には福岡・博多にも開店。2年以内に店舗は2桁を超える計画で、モデルと実業家の二刀流を本格化させる。
開店前、名古屋駅直結の新ビルに1300人の大行列ができた。半数以上の660人が「リーファー」目当てだ。一番乗りは前夜の午後11時に来場。10時間以上待ち焦がれた徹夜組も現れる熱狂ぶりに、梨花はハグのお出迎えで感謝した。
2012年4月、代官山に1号店がオープンし、モデル・実業家の“二刀流”のスタートを切った。すぐに大行列が目印となる名所になった。当時、生後5カ月だった長男の子育てが一段落した14年から、事業規模拡大の準備を進め、この日を迎えた。「2年以内には(店舗が)2桁になってるんじゃないかな」と話すように“全国制覇”も間近だ。
10代から活躍してきたもう一つの“刀”モデル業でも、いまだ人気は衰えしらず。ファンは同年代だけでなく、20代など若い世代にも広がっている。90~00年代にはバラエティー番組での“残念キャラ”でブレークしたことに悩んだ時期もあったが「今から考えれば、テレビでハジけていたのもよかったのかも。あのときのイメージがあるからか『幸せになってよかったね』って温かく見守られているイメージもあります」と笑い飛ばした。
2年前からは夫・長男とともにハワイで居住し、日本と行き来する生活を送ってきた。今後は事業とともに、全国を駆け回ることになるが、「駅弁、食べて頑張ります」と気合十分。実業家とモデル、両方の刀を磨き上げ、ファンをますます喜ばせていきそうだ。