女優・木村文乃（２９）が１７日、都内で行われた日本最大のレシピ動画サービス「Ｋｕｒａｓｈｉｒｕ（クラシル）」の新ＣＭ・レシピ動画発表会に出席。インスタグラムで「＃ふみ飯」のハッシュタグを付けて手料理の写真を公開中の木村は「好きでやってきたことを、お仕事でやらせていただくことになって、うれしいです」と感無量の表情だった。

　この日公開された新動画「木村文乃のイチオシ得意料理」にちなみ、木村は“おはこ”のぶり大根を試食。自身のレシピを管理栄養士が忠実に再現した一品をほおばり、「ん…ん～っ！」と言葉にならない声で絶句した後、「１００点です！」と太鼓判を押した。

　木村流のぶり大根は、薄味、米の注入、フライパンでの調理が特徴。木村は「ご飯のおかずというより素材のおいしさを楽しみたいので、味付けは薄めで優しい味が好きです。（米を入れるのは）母が作っていたので。フライパンは“時短”のため。簡単でもおいしく作れるということを伝えたい」と自身の料理哲学を披露した。

　２０日からはテレビの新ＣＭ「ハナ唄クッキング編」も放送。大ヒットした映画「この世界の片隅に」の劇中音楽で話題のシンガーソングライター・コトリンゴ作曲のオリジナルＣＭソングにも注目だ。鼻歌を歌いながら料理する木村の姿が明るいタッチで描かれているが、当の本人は「本当に申し訳ないことがあって、私、やっぱり音痴だなと（笑）。音程が低かった。素が出ちゃいましたね」と周囲を笑わせていた。