芦田愛菜、慶応中等部は「楽しいです」 池上彰氏「さすが」とうならす優等生

 慶応義塾中等部に入学した女優の芦田愛菜(12)が18日、都内で行われた映画「バーニング・オーシャン」(21日全国ロードショー、配給・KADOKAWA)の公開直前イベントに出席した。中学入学後に公の場に姿を見せるのは初。紺色のスカートに淡い青色のシャツというさわやかな出で立ちで笑顔を振りまいていた。退出時にも「(中学校は)楽しいです」と答えた。

 この日はジャーナリストで、慶大卒の池上彰氏と登場し、映画の題材になった2010年の「メキシコ湾原油流出事故」について解説を受けた。キャーという歓声も上がる中、「芦田愛菜です。今日は池上さんに解説していただくのを楽しみにしてきました」とあいさつ。中学生になったことを司会者から祝福され「ありがとうございます!うふっ」とかわいらしくほほえんだ。

 映画関係者によると「より大人な会話をしていただきたい」という狙いで今回のイベント出演のオファーが出された。その期待通りに、「安全ていうのは多分大丈夫じゃなくて、絶対大丈夫でなくちゃいけないんだなと思いました」と映画の感想を語った。

 石油産出国の情勢不安などがきっかけで、中東以外にも石油の産出地を見つけなければならなくなりメキシコ湾で原油採掘が行われるようになったことや、ニューヨークの原油の値段が日本の石油の価格に直結しているという池上氏の解説に、「へー」、「はい」と一つ一つ相づちを打って熱心に聞いていた愛菜。石油の単位が「バレル」であることを即答し、シェールガスが採取される頁岩(けつがん)層について言及した場面では池上氏に「さすが!すごい!」とほめられる一幕もあった。

 最後に「事件の背景とか、その後の被害とかも説明していただいて、より深く分かったので、もう一度映画を見直したいなと思いました」とまとめた。池上氏は「(愛菜は)“もっと知りたい光線”を出すわけ。ついついしゃべっちゃうわけですよ。素晴らしい聞き手だと思います」と絶賛していた。

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