NHK総局長 「ひよっこ」20%割れ現象は心配せず「噴火うかがっている」

 NHKが19日、放送総局長会見を開いた。4月にスタートした有村架純主演の朝ドラの「ひよっこ」の視聴率が20%割れを続けていることについて、木田幸紀放送総局長が「いずれ噴火する機会をうかがっている」と期待を語った。

 「ひよっこ」は3日にスタートし、初回は大台割れの19・5%。その後も20%割れが続いており、最高は11日放送(8話)の20・4%。

 現場時代は大河などドラマ制作に携わっていた木田氏は「火山のマグマだまりにマグマがだんだん詰まってきていて、ぐつぐつと言っていて、いずれ噴火する機会をうかがっているのが今かなという気がしています。と現状を分析。「大噴火してくれるのを期待しています」と今後の飛躍を期待していた。

 視聴率の面では「最近、顕著なんですが、前のシリーズの視聴率の影響を結構、受けるのがはっきりしていまして。『べっぴんさん』の終わりのころは20%を切る日が続いていたということもあるようです」と前作からの流れを考慮した。内容については「好評をいただいている」と手応えをつかんでおり、「視聴率も数字的にも上がってくるのではないかと思います」と期待した。

 今月1日に最終回を迎えた「べっぴんさん」の視聴率は19・8%で、2010年以降は最も低い数字だった。同作の期間平均(全話平均)は20・3%。(数字はビデオリサーチ日報調べ)。

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