宝塚歌劇団103期生が初舞台 息の合ったラインダンス披露
宝塚歌劇団103期生が21日、 宝塚大劇場公演雪組公演「幕末太陽傳/Dramatic“S”!」(兵庫県宝塚市)で初舞台を踏み、息のそろったラインダンスを披露した。
口上では黒紋付きに緑の袴という正装で40人が勢ぞろい。首席入団の花束(はなたば)ゆめ、瑠璃花夏(るり・はなか)、羽音(はおん)みかの3人が「清く正しく美しく舞台に精進してまいります」と述べた。
初舞台生は、若手スタ-の永久輝(とわき)せあが「’S Wonderful」の熱唱に導かれ登場。KAZUMI-BOY氏振り付けによる約4分30秒に渡るラインダンスは、腕を使ったウエーブや、ドミノ倒し風の振りや、フォーメーションを多用したもの。この日はけがのため1人が、ラインダンスを休演。だがそんなスクランブルにも「私たちは仲のいい期。その“絆”をダンスで表現したい」(花束)の言葉通り、一糸乱れぬダンスを披露。客席から大きな拍手を浴びていた。
本公演は雪組トップコンビ早霧(さぎり)せいなと咲妃(さきひ)みゆのさよなら公演。5月29日まで上演する。