上沼恵美子 息子を守るためにママ友5人と対決…5千円盗難事件で謝罪と和解

 お笑いタレントの上沼恵美子が21日、カンテレ「快傑 えみちゃんねる」(後7・00)に出演し、息子が小学生だった時に友達から「5000円をとられた」と涙ながらに訴えたため、盗んだ子供の親5人とバトルを繰り広げたことを明かした。親たちは当初、認めなかったが最終的に認め、上沼に謝罪。和解できたという。

 番組では子供との接し方が話題になり、上沼は「上の子にあまり友達がいなかった」と自身のエピソードを話した。上沼が司会をしていたテレビ番組「2時のワイドショー」が終わり、帰宅すると珍しく息子の友達が遊びに来ていた。人数は5人。上沼を見るとさっと帰っていったという。「遊びに来てくれたの?」と息子に声をかけると泣いていた。息子は「5000円とられた」と訴えたという。

 上沼はただちにその5人の親を訪ね、「5000円をとっていったようです。すみませんがなんとかして下さい」と迫った。しばらくすると5人の親がそろって上沼宅を訪ね、「どういうことですか。うちの子供をドロボー呼ばわりするんですか」と反撃してきた。

 上沼は「おかしいです。来たこともない子が来ていた。私が帰ったら逃げるように帰った。息子は盗まれたと言ってる。絶対そうだと思います」と息子を信じて戦った。5人は反発して帰って行った。息子が小学3、4年生のころだったという。

 2、3年が過ぎて卒業が近づいたある日、ママさんバレー大会においてその5人が「上沼さん」と声をかけてきた。上沼はすっかり忘れていたが、5人は「申し訳ございませんでした」と謝罪。5人がそれぞれの子供に5000円のことを問いただすと盗んだことを認めたという。しかし、上沼宅に怒鳴り込んで行ったためにすぐに頭を下げることができず、時間だけがたってしまった。卒業が近づいてきたので謝ることを決めたという。上沼は謝罪を受け入れ、5人は「スッとした。良かった」と話し、和解できたという。

 上沼は「立派やと思った。黙っていたら分からない。2、3年も前のことで忘れていた。ご立派ですねと言いました。私の心の宝物」と今ではいい思い出であることを訴え、「5000円以上の価値がある。5万円。500万円…500万円はいかんかな」と笑いを取ることも忘れなかった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス