籠池氏の娘が会見…両親と決別 森友学園が民事再生法を申請
大阪府豊中市の国有地の格安取得などの疑惑に揺れた、学校法人「森友学園」が21日、大阪地裁に民事再生法の適用を申請した。夕方に籠池泰典前理事長の娘で、新理事長の町浪氏が大阪市内で会見した。
籠池前理事長夫妻に今後一切、園の運営に関わらせない「決別」の姿勢を強調。民事再生手続きについて「(父の)助言はありません。私の判断です」と述べた。両親の近況に関しては「基本、連絡はとっておりません」と返した。
負債額は現状約16億6500万円にのぼることを明らかにする一方、今後は管財人の監督の下、運営する塚本幼稚園(園児69名)を存続させたい意向を示し「どういうことがあってもこの園を残したい。いばらの道だが自信はある」と訴えた。