盗難ナンバー車両で犯行 福岡3億8000万円強奪事件
福岡市中央区のみずほ銀行福岡支店前で現金約3億8千万円が強奪された事件で、逃走に使われた白色のワゴン車のナンバーは、同市博多区の男性が車両登録しているものだったことが21日、分かった。男性は事件と無関係とみられ、県警は犯人グループがナンバーを盗み取り付けたとみられる。ワゴン車は発見されていない。
一方、県警は21日、福岡市の福岡空港から無届けで現金計約7億3千万円を持ち出そうとした関税法違反(無許可輸出予備)などの疑いで、韓国人の男4人を逮捕した。20日から強奪事件の捜査で事情を聴いていたが、「車購入のために預かった金」と説明して関与を否定、目撃された容疑者らと特徴も異なり、事件に関わった可能性は低いとみている。