フィギュアの投げ込み花の秘密とは…1本500円で随所に工夫
元フィギュア選手でタレントの村主章枝が22日、放送の読売テレビ「特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル」に出演した。番組ではフィギュア会場でおなじみの『投げ込み花』の秘密を明かし、村主も投げ込みのアドバイスを送った。
選手の演技が終了後、リンクに投げ込まれる花。これは日本フィギュアスケート連盟から「選手の演技を称えるために、何か作れないか」と相談を受けた都内の「みやた花店」が考案し、1994年から会場内で販売している。選手によって花の色が決まっており、会場内で1本500円で販売されている。
リンクに投げ込むため、随所に工夫がされている。氷に傷がつかないよう、また花びらが飛び散らないよう、通常より厚いフィルムで包まれている。さらに重しとなる給水スポンジ部分を二重に包装しているという。
ファンは会場内の花を購入せず、外からの持ち込みも可能。だがリンクに投げ入れるため、氷を傷つけないことが大前提。できれば現在も連盟公認唯一の花店である「みやた花店」のアドバイスを受けた方がいいという。
村主は「ジャッジ席の側で投げる人は、審判の頭に当たらないように気をつけて」とアドバイスを送っていた。