俳優で歌手の及川光博（４７）が２２日、兵庫県尼崎市内でＦＭ８０２の公開録音にゲスト出演。王子様改め、加齢の自虐ネタを盛り込んだ自称「不思議なオジサン」トークで、笑いを起こした。

　軽快にステップを踏みながらステージに現れ、途中でつまづくボケをはさんで「通りすがりのスターです」と投げキッス。最近の変化を聞かれると、出演ドラマをネタに「木村拓哉くんを引っぱたいたくらい。なかなか木村拓哉は殴れないよ。老後の自慢話になります」と笑わせた。

　歌手としての近況については「原点に戻ってパンクをやろうと思い、超ハッピー。今の若者風に言えば、ヤバい、ガチで」とノリノリ。「ミッチーはデビュー１年目は回転寿司屋さんに行ってたけど、ここまで育ててくれたのはベイベー（女性ファン）たちのおかげだよ」「今はまだ小スターだけど、還暦までには大スターになるよ。もしくはハムスター」と相変わらずのトークに、若干のダジャレも。

　毎回起こるベイベーたちの歓声に「何でもキャーキャー言ってくれてありがとうね」と感謝。「腰痛が…」「逆流性食道炎じゃねえわ」と最近告白した悩みもネタにしながら、最後はなぜか「５・７・５」で締めると言いだし「欲張らず、焦らず笑顔　絶やさずに」と一句詠み上げていた。