妻が妊娠中にも関わらず不倫し、議員辞職した宮崎謙介元議員の元不倫相手である磨由さんが２４日、ＴＢＳ系「白熱ライブ　ビビット」のインタビューに応じ、同じく不倫騒動に見舞われている中川俊直議員について「最後ぐらいかっこいいところ見せてと私なら思う」と、公の場に出て説明するべきと訴えた。

　番組では、週刊新潮に“重婚ウェディング”などの女性スキャンダルを報じられ、経産政務官を辞任し自民党を離党した中川議員について特集。その中で、かつて同じ議員の宮崎謙介氏との不倫が報じられた磨由さんに直撃。宮崎元議員は、妻の妊娠を受け、国会議員の夫の育休取得を訴えながら、磨由さんとの不倫を報じられ、議員辞職を余儀なくされた。

　磨由さんは、中川氏との不倫関係にあった愛人については「私がそうだったように、日本のために働いているとか、私には出来ないような仕事をしている方には尊敬して素敵だなと思ってしまうところはあるので、そういうところにひかれていっちゃったのかな、なんてちょっと思いました」と自分と重ね合わせて、不倫に走った心境を推察。

　また、ハワイで結婚式を挙げたことについても「形だけでも（式を）して、自分の気持ちをちょっと満足させたい部分があったのかな。やっぱり結婚して好きな人と一緒にウェディングドレスを着て式を挙げたいというのは、すごく夢ではあると思う」と、“愛人”としての心情も明かし「彼女の気持ちを考えると（心が）痛い」と同情した。

　一方、フェイスブックで事情を説明したきり、公の場に出てこない中川議員については「例えそれがちょっとかっこ悪い記者会見とか、そういうことになったとしても、きちっと自分で出て行って、謝罪というか、最後ぐらいカッコいいところ見せてよとか、私なら思ったりしてしまいます」と、会見を行った宮崎元議員と重ねるようなコメントも。

　ちなみに磨由さんは現在の恋愛について「すごく順調。不倫は絶対しない」と明言。すべてのインタビューを見終わったお笑い芸人のカンニング竹山は「ビビットの（番組）構成が一番ゲスですよね」と苦笑していた。