知人ホストから３万円を脅し取ろうとして恐喝未遂で逮捕、釈放された坂口杏里の切羽詰まった借金のパターンが２４日、数多くの証言により、明らかになった。まず、借金の理由は「財布をなくした」ためと説明。さらに面識のない人にも金を無心し、その金額も徐々に少額になるなど、数多くの証言で坂口の崖っぷち状態が浮き彫りになった。

　２４日放送のフジテレビ系「バイキング」では、借金を申し込まれたタレント・加藤紗里と、双子整形アイドルのららぴとりりぴの姉、ららぴに届いた坂口からの無心メッセージが再現映像で放送された。

　２人のＬＩＮＥに共通するのが「財布を無くした」ため「家賃が払えない」といったもの。ただ、昨年１２月３日に届いたららぴは、直接会ったことがないためか「２０万円」、１２月１７日に届いた加藤には、面識があるからか「５０万円」を申し入れている。

　２人には給料日に返すとしているが、ららぴには「１０日」、加藤には「２４日」と説明。月に２度の給料日があった可能性もあるが、もしもそうであれば、「１０日」の給料日から１週間しか経っていない中で加藤に５０万円を無心したことになる。

　番組では更に、最近になって届いたという歌舞伎町のホストが受け取ったメールも再現。「本当に申し訳ないんだけど、月曜お薬もらいにいくプラスいまキャッシュカードが紛失してて１５万円借りたい。むりかな？必ず返す」とのメッセージも再現。金額が１５万と減ってきているのが特徴だ。

　そして３月の自身の誕生日には、ついに自分の銀行口座番号入り借金おねだりメールまでホストたちに送っていたことも、番組に出演したホストクラブ経営者の証言として報じられた。重要な個人情報をメールであっさり送ってしまうほどになり、そしてついに「３万円」を脅し取ろうとした恐喝未遂容疑で１８日に逮捕されてしまう。

　また、番組ゲストの峯岸みなみは、会ったことがないにも関わらず、知り合いから、坂口が峯岸の連絡先を知りたがっていたことを知らされたと告白。手当たり次第に“メル友”を増やそうとしていた一端も垣間見えた。