水星人役・亀梨 宇宙人になりきれず 「“え”と“お”の感じが違うと…」
作家・三島由紀夫の小説を原作にした映画「美しい星」(5月26日公開)の完成披露試写会が24日、都内で行われ、主演のリリー・フランキー(53)やKAT-TUNの亀梨和也(31)、佐々木蔵之介(49)ら出演者から、吉田大八監督(53)への“クレーム”が相次いだ。
とある一家が突然、宇宙人として覚醒し、地球を救うため動き出す異色作。メーンキャストの役柄が人間ではないため、監督の演出も難解だったという。
宇宙人の疑惑がある議員秘書を演じた佐々木は、「セリフを言ったら『今のは日本語みたいに聞こえます』『人間っぽく見えます』とダメ出しされた」と明かし、次のテイクでは「ちょっと宇宙人っぽ過ぎます」と絶妙なさじ加減を求められたという。
水星人役の亀梨は、「あいうえおの“え”と“お”の感じがちょっと違うと言われた」と告白。リリーが「撮影中のことはつらくて覚えてない。記憶を消されてるかも」とジョークを飛ばすと、吉田監督も苦笑いするしかなかった。