パニック障害だった中川家兄 医者から「あなたは普通」で改善 フット岩尾明かす
フットボールアワーの岩尾望が27日、フジテレビ系「バイキング」で、パニック障害を告白している中川家の兄・中川剛が症状を改善するきっかけとなった言葉を紹介した。
番組ではパニック障害について特集。実際にパニック障害に悩まされた歌手の大場久美子が生登場し、病気の症状や対応方法などについて赤裸々に語った。
大場は実母の死去の翌日から症状を発症。「呼吸ができない。水の中でおぼれている感じ」と発作の恐怖を告白した。原因が分からないまま病院を転々としたが、4年前に知り合いに病院を紹介してもらいようやくパニック障害と診断。「(病名が)分からない恐怖から解放された」とも振り返り、「不謹慎だが、病名が分かりスキップして帰った。病気なら治せばいいと思った」と振り返った。
大場のケースを聞きながら、番組では身内がパニック障害になったときの周囲の対応の例として、中川家を紹介。弟の礼二は特急や急行列車に乗れない兄・剛と共に、普通電車で1駅ごとに乗り降りして仕事場に向かっていたというエピソードを紹介した。
岩尾は「これは聞いたことあります」とコメント。そして「剛さんに当時のこと振り返って聞いたのは、お医者さんから、漫才師や芸人、1000人とかの前でしゃべって笑わせている方がおかしいんだと。あんなこと普通に出来る方がおかしくて、あなたは普通なんだよと言われて気が楽になったというのを聞いた」と語り、MCの坂上忍も「自分が気が楽になるワードも人それぞれなんだね」と感じ入っていた。