テレ東、さんまに出演ラブコール「ぜひ出て」 社長は断絶経緯「初耳」

 テレビ東京が27日、定例の社長会見を開いた。明石家さんまが、長年、同局の番組に出演していないことについて、高橋雄一社長は「出ていただけるものなら」とラブコールを送った。長田隆編成局長も「ぜひ出ていただければ」と語った。

 さんまが出演したラジオ番組でテレ東と“絶縁”した理由を語ったところによると、さんまが司会を務めたお色気番組「サタデーナイトショー」が同局最高の高視聴率だったにもかかわらず、当時の同局幹部の妻に、番組内容が低俗であるにも関わらず同局の視聴率トップをとるのはまかりならん、という不興をかい、番組が打ち切られてしまったことが理由だという。

 さんまがラジオで語った内容について、高橋雄一社長は報道を通じて知ったといい、「正直にひと言で言えば初耳だった。うちの番組に何かの契機で出なかったという事例はいくつか聞いていたが、さんまさんに関してはまったくの初耳です」と驚きの表情を見せた。社長の後を受け、長田編成局長が「具体的なこと(計画、オファー)は差し控えますが、是非出ていただければ。機会があればご一緒できればと思います」と明言。社長も「過去は知らないので、出ていただけるものなら」と重ね、テレビ東京側に、さんまの出演を阻む要素はないとした。

 「サタデーナイトショー」は84年3月まで放送されたが、それ以降、さんまはテレビ東京の出演を控えているという。正確な年月は不明だが、同番組を基準にすれば約33年間にわたって断絶していることになる。

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