勝谷誠彦氏 兵庫県知事選へ出馬表明 現職井戸氏の多選を批判
作家でコラムニストの勝谷誠彦氏(56)が27日、兵庫県庁で会見を開き、7月2日投開票の兵庫県知事選に無所属で立候補する意向を表明した。勝谷氏は「明るく楽しい兵庫県」を目指すと訴えた。
勝谷氏が「最大のライバル」とした現職の井戸敏三知事(71)は現在4期目。次期知事選に5期目を目指して立候補する意向を表明している。勝谷氏は「現職の方も一生懸命やられましたけど、長い。そろそろ新しい切り口、視点からやってみる人間が出てきても良いのかな」と述べ、知事への意欲を見せた。
また、親交があるという安倍晋三首相にも出馬を1カ月前に報告したという。勝谷氏が「自民党さんは現職ですよね」と話すと、安倍首相は「そうです」と応じたという。その上で、安倍首相からは「こういう立場ですから応援はできませんが頑張ってください」と言葉を掛けられ、握手したと明かした。
熱心な阪神ファンであることを公言している勝谷氏。会見の終盤に県民のイメージを問われると「あえて言えば阪神タイガース。そうすると怒る県民の方もいると思うので…。県民性として色があんまり無いのが県民性かな」と述べた。