村上春樹氏 「翻訳は趣味」珍しく国内で講演

 作家の村上春樹氏(68)が新著「村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事」(中央公論新社)の刊行記念イベントを都内で行い、講演で、翻訳の仕事を「ついついやってしまう。ほとんど趣味の領域」と語った。

 Tシャツとジャケット姿で登壇。、小説の執筆と海外文学の翻訳に交互に取り組んできた経験を踏まえ、「バランス良くやることで、僕の精神の血行みたいなものが随分良くなっている気がします」と語り、翻訳を通じて「自分が発展途上だと認識できる」とした。また、「ものをつくる人間にとって怖いのは、固定されたシステムの中で妙に落ち着いてしまうこと」と述べた。村上さんが国内の公の場で話すことは珍しい。

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