KAT-TUN上田竜也 主演舞台で6股男を熱演

 昨年5月1日の東京ドーム公演をもって充電期間に入ったKAT-TUNの上田竜也(33)が主演する舞台「新世界ロマンスオーケストラ」が30日、東京グローブ座で初日を迎えた。6股を掛けるバンドマン役でコメディー初挑戦となる上田は、充電期間突入からの1年に手応えを感じながら「KAT-TUNとして再出発するためにスキルを上げていかないといけない。(メンバー3人は)そのために一生懸命一人一人やっています」と力説した。

 ソロ活動の経験をKAT-TUNに還元するため奮闘する上田は「亀(亀梨和也)も中丸(雄一)も自分のスキルを上げることを三人三様にやっている」と報告。自身については「芝居が好きなので、どんどんやっていきたい」と演技上達を目標に掲げた。

 ストイックに個人の活動に打ち込んできた。12年10月からレギュラー出演するTBS系「炎の体育会TV」では陸上部監督として熱血漢ぶりを発揮。今年1月期の日本テレビ系ドラマ「視覚探偵 日暮旅人」ではチンピラで探偵事務所の助手役と三枚目キャラで幅を広げた。4月中旬にはメンバー3人で食事会を開き、「ダメ出ししたりしてます」と気持ちを高めた。

 それぞれパワーアップを目指している仲間から刺激を受けて臨む今作では、「皆さんには懐かしい感じになるかな」と約1年ぶりにファン前で生歌も披露する。出ずっぱりのノンストップコメディーもさらなる飛躍への一歩。上田は戻るべき場所での再出発まで、演技に磨きをかける。

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