今日15連勝挑む藤井四段、ひふみん、羽生三冠明かす強さの秘密
加藤一二三九段と羽生善治三冠が1日、フジテレビ系「ノンストップ!」で、現在公式戦14連勝中の藤井聡太四段に対し「なかなかマイペースでよろしい」など、その強さの秘密について語った。
番組では羽生三冠と加藤九段にインタビュー。2人はそれぞれ破竹の勢いをみせる14歳の中学生棋士・藤井四段と対戦しているが、羽生三冠は「早くにいい手が見えるのが特徴。短い時間でいい手が見えるというのが非常に強いところ」と、短時間で最良の手を見つける頭脳を称賛した。
また現役最高齢棋士の加藤九段は「相手の長所、短所をよく研究していて、頭脳プレーだと感心した」と将棋そのものについてもほめたが、それだけでなく藤井四段の中学生らしい性格にも言及。「対局中の(加藤九段の)振る舞いに対し、『加藤先生の振るまいが可愛い』『仕草がかわいい』と。大先輩に可愛らしいなんて表現は、これ、なかなか結構よろしい。マイペースでよろしい」と、その“大物ぶり”に、太鼓判を押していた。
番組では、その他にも、藤井四段が幼い頃遊んでいたおもちゃや、対局中に食べる勝負メシなどについても特集し、藤井四段の強さの秘密に迫っていた。
藤井四段は1日、金井恒太六段と対戦。連勝記録更新に期待がかかる。