キンコン西野、信頼関係ない相手のイジリは「イジメ」 途中退席騒動振り返る

 お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が1日、ブログを更新し、テレビディレクターの取材姿勢に怒り、その場を途中退席したことについて、ディレクターとの間に「信頼関係」がなかったことを理由に、ディレクターの行為は「いじめ」と断じた。

 西野は4月29日のブログで、読売テレビ系朝の情報番組「す・またん」のロケインタビューを受けたものの、ディレクターから「今日の服装は意識高い系ですかぁ?」「プペル、値段高くないですか?」「印税独り占めですか?」「ていうか、返し、普通ですね」などと声をかけられ、インタビュー途中にもかかわらず、激怒してその場を退席したことを明かしている。

 この日は「イジリとイジメの境界線」のタイトルで更新。改めて問題なのは「何を言われたか」ではなく「誰が言ったか」であることを強調。

 同じような言葉は芸人仲間から常に浴びせられているが、「芸人さんのイジリの下地にはいつも“信頼関係”があります」と説明。イジリとイジメの境界線も「そこに信頼関係があるか、ないか」だといい、「部室に、信頼関係が築けていない後輩を呼び出して、皆の前でパンツを脱がせて『イジってやってんだから、ちゃんとリアクションとれよ』というのは“イジメ”です」と訴えた。

 今回のテレビインタビューの件に関しても「面識も何もない、信頼関係も何もないディレクターさんから受けたアレやコレ。『イジリ』だと思っていたのはご本人だけで、実態は『イジメ』そのもの」「そんなもんをテレビで流すわけにはいきませんし、それを『お笑い』として届けるわけにはいきません」と持論を展開した。

 収録現場には多くのちびっ子もいたことから「その放送を見た子供らが『あれはイジリなのだ』と判断し、イジメが始まるケースもあります」とその影響を危惧。改めて「イジる自分とイジられる相手との間に信頼関係があるのか無いのか再確認が必要ですね」と締めくくった。

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