ジャニーズＪｒ．のユニット「ＨｉＨｉ　Ｊｅｔ」と「東京Ｂ少年」が１日、東京・日比谷のシアタークリエで公演中の「ジャニーズ銀座２０１７」（６月４日まで）を報道陣に公開した。

　ゴールデンウイークに同所でジャニーズが公演を行うのは８年連続。２組の人気も急上昇中で、当日券の競争率は８０倍となった。ＨｉＨｉ－の高橋優斗（１８）は「全力でお客さまを迎える準備はできています」と自信を見せた。ＨｉＨｉ－の猪狩蒼弥（１４）はケガで休演。

　２０１５年に誕生した４人組・ＨｉＨｉ　Ｊｅｔと昨年１２月に結成された６人組・東京Ｂ少年。若手が先陣を切って、４６曲を披露、ゴールデンウイークの銀座をジャニーズ色に染めた。

　４月２９日からスタートした公演では、１公演平均１０枚の当日券が用意されているが、１日までの３公演に約２４００人のファンが殺到。昨年のスタート３公演と比べ４倍強という人気に、ＨｉＨｉ－の井上瑞稀（１６）は「すごいですよね。うれしいです」と喜んだ。

　新ユニットのＢ少年の中でも新メンバー・金指一世（１３）は初日の数日前に加入を伝えられた超新人。当初はバックダンサーだったが、所属事務所のジャニー喜多川社長（８５）に「ユー、やんなよ」と言われ、急きょ“主役”の１人に抜てき。度胸のパフォーマンスを披露した。

　ゴールデンウイークの定番となった「－銀座」。会場のシアタークリエは“ジャニーズの母”として慕われた故森光子さんが「放浪記」などを演じた劇場。８年連続公演に喜多川社長は「ここは銀座で一番いいところ。こういうところで（公演を）できればと思ってたんです」と、思い入れのある会場で若手が躍動する姿に目を細めていた。