プリンセス天功 水中大脱出で3度死にかけ、刃物ショーで骨折&血だらけ
イリュージョニスト・プリンセス天功が2日、TBS系で放送された「マツコの知らない世界」に出演。代名詞でもある『水中大脱出』に失敗し、3度救急車で運ばれたことなど、命がけのショーの秘話を明かした。
母親のいとこが初代・引田天功さん(故人)のいとこだった縁で、女優を目指していた天功が“弟子入り”。1978年にアイドルとしてデビューし、79年に初代・天功さんが急逝したことを受け、80年に二代目・引田天功を襲名。『水中大脱出』を成功させるなどして、一躍、時の人となった。
天功は代名詞の『水中大脱出』について、「(これまで)3回失敗して、救急車で運ばれて。全然、安全じゃないんです」と命がけのイリュージョンであることを説明した。
ある時は、手錠が抜けず、水槽のフタも開かず、絶体絶命のピンチに。急きょ緞帳(どんちょう)を下ろし、消防隊員にフタを壊してもらい、担ぎ出され、人工呼吸で生き返ったという。
「水の中では息ができず、すっごい苦しいんです。初代・引田天功が全部ガチ(でイリュージョン)だったんで、私も全部ガチ」と3度死にかけたことを明かした。
また、箱の両側から計26本の刃物が突き刺さるショーでは、失敗し、16本の刃が体に刺さったことも。この時は「肋骨が4本骨折、3本にヒビが入って」と告白。頭や足にも刃が突き刺さったという。当の天功は、刃物が体中に刺さった瞬間から意識がなくなり、意識がないまま公演を続けていたが、前の席の客らが血だらけであることに気づき、急きょ緞帳を下ろし、病院に運ばれた。
逆さ吊りになり、ダイナマイトが爆発する中、脱出する『空中大脱出』では、1発目の爆発で「鼓膜が破れた」と告白。脱出後の取材では、インタビュアーの口元を見ながら質問を予想し、答えていたことを明かし、MCのマツコ・デラックスを驚かせた。