武井壮 兄が24歳の時に亡くなった 落ち込んで練習もできない武井の元に深夜…
元陸上十種競技の日本チャンピオン武井壮(43)が3日、フジテレビ系「何だコレ!?ミステリー」に出演し、兄が24歳のころに亡くなったことを明かした。陸上の日本代表を目指していた武井はショックのあまり練習もままならなかったが、ある日の深夜、亡くなったはずの兄が現れて武井を激励したという。
番組では“死後の世界”がテーマとなり、武井は「兄ちゃんが若いとき、24くらいで亡くなった」と話し始めた。ちょうど陸上の日本代表になりそうな時だったがひどく落ち込んだという。武井は「俺ばっかり楽しくて充実してて悪いなと思って。こんなことしてたらダメなんじゃないかとぼけーっとしてた」と振り返った。
そんなある日の深夜だった。「寝ていた部屋で空中にガラガラーって窓が開いた。兄貴が顔を出して」と話すと、共演者から驚きの声が上がった。兄は「お前、何やってんだ」「お前の好きなことを頑張りな」「生きてるうちに何でもできる。お前は絶対成功するから。一生懸命やれ、分かったか?」などと武井を叱咤(しった)激励した。
兄は野球好きだったそうで、「おれはこっちでいろいろな有名人と野球をやっててすごく楽しい。大丈夫。好きな陸上頑張れ。じゃあな」と窓を閉めた。
武井は「こんなことがあるんだと思った」と話した。その後、練習を頑張れるようになり、「翌々年くらいに日本チャンピオンになった」と述べた。