5連休GW後半スタート 新幹線乗車率160% 高速は47キロ渋滞
5連休となったゴールデンウイーク後半初日の3日、各地のターミナル駅や空港は古里や行楽地に向かう家族連れや旅行客らで混み合った。
和歌山県すさみ町のすさみ海水浴場では、生後約3カ月のイノブタが競走する「イノブタダービー」があり砂浜に設けた1周100メートルのコースに、最近話題の有名人にちなみ「ピコタロウ」や「マオちゃん」などと名付けられた6匹が出走。だんご状態でじわじわ進んだりするかわいらしい様子を観光客らが見守った。
また、こいのぼりの産地として知られる埼玉県加須市の利根川河川敷では全長100メートル、重さ330キロの「ジャンボこいのぼり」が晴天を泳ぎ、観光客を喜ばせた。
一方、JR新大阪駅では朝からホームには大きな荷物やスーツケースを携えた人の長い列ができた。JR東海によると、新幹線のぞみやひかりの自由席乗車率は、午前7時10分すぎに新大阪駅を出発した博多行きののぞみで160%となった。
高速道路では、午前9時半現在で常磐道下りでは桜土浦IC(茨城)を先頭に約47キロの渋滞となった。Uターンのピークは鉄道や国内線、国際線がいずれも6日ごろ。高速道路は4~5日の見通し。