高樹被告 大麻について「考えは変えられない」 有罪判決後も合法性主張
大麻取締法違反(所持)の有罪判決を受けた元女優・高樹沙耶(本名益戸育江)被告(53)が、4日放送のフジテレビ系情報ワイド「直撃LIVE グッデイ!」(月~金曜、後1・45)の独占インタビューに応じ、大麻について「考えは変えられない」と、あらためて正当性を主張した。
インタビューでは、乾燥大麻が発見されたという沖縄・石垣島の自宅を公開。今後は大麻を使用しないかと問われると「法廷でも約束したことですし、その約束はもちろんさせていただきたい。この度お騒がせいたしましたし、(今後、大麻を使用しないのは)当然のこと」と話した。
しかし、大麻所持の違法性については「私は、大麻は悪いものと思っていなくて活動してきたので、変えられないんです。現行法を犯したことは申し訳ないと分かっているんですが、現行法がおかしいんじゃないですかというのは、法廷でもずっと言わせてもらっていて、それは変えられないんですよ」などと、強い口調で持論を展開した。
逮捕、裁判を振り返り「法律を犯したことは謝罪しているし、それ以上の社会的制裁を受けてきたと思っているし、それ以上にみんなに謝らなければいけないのかな?っていうことは、今でも疑問なんです。バッシングされてもやっぱり曲げられない」と、有罪判決を受けた後も、考えを変えるつもりはないという心情を明かした。
高樹被告は石垣島の自宅に大麻を隠し持っていたとして、那覇地裁から4月27日に懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)の判決を受けた。