宮野真守「すごい仕事してる!」 声優陣を絶賛
声優の宮野真守(33)が4日、都内で行われたアニメ映画「BLAME!」(20日公開)の完成披露試写会で舞台あいさつを行い、「声優さんてすごい」と自画自賛した。
同作の製作では、声を収録した時点で映像はほとんど無く、声優陣はディスカッションを重ねながら演技をしていた。アニメでは映像よりも先に声を収録することはしばしばあるが、宮野は完成した作品を見て「何、この臨場感」と驚いたという。
作品の世界観と声優の演技がぴったりとはまっていたようで「感動しました。こんなにかっこいい作品で、スピーディーでスリリングなんだって思いました」と興奮冷めやらぬ様子だった。
手探りの中で見事に演じた声優陣に対しても「声優さんてすごいなと。改めてすごい仕事をしてると思いました」と賛辞を惜しまなかった。
映画は「シドニアの騎士」などで知られる漫画家・弐瓶勉氏の同名タイトルのコミックが原作。人類が違法居住者として駆除される未来の世界を舞台に、探索者・霧亥(キリイ、声・櫻井孝宏=42)の旅路を描いている。宮野は捨造の声を担当。この日はづる役の雨宮天=そら=(23)、瀬下寛之監督、吉平“Tady”直弘副監督も登壇した。