川谷絵音、バンド名「ゲスの極み-」を後悔「イメージが1人歩きした」
音楽バンド「ゲスの極み乙女。」のボーカルで、ギタリストの川谷絵音が、7日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜、前10時)に出演し、昨年のタレント・ベッキーとの不倫報道後、初めてテレビで騒動に言及。グループ名が自身のイメージや騒動に影響したことを認め、「だいぶ後悔した」などと語った。
川谷は番組冒頭約30分に亘った、自身の一連騒動のコーナー後も、さまざまなトークに参加したが、この日最後はロックバンド・「ONE OK ROCK(ワンオクロック)」のライブで観客21人が搬送された件で、ボーカル・Takaが自身のインスタグラムに掲載したコメントの中から「いつものことだから…」というフレーズが切り取りされてネット上で炎上したことがテーマになった。
川谷はこのトークの中で、自身のライブでベッキーとの不倫騒動について謝罪コメントを発したことを振り返り、「(ファンには)『ライブに持ち込まないで。盛り下がっちゃう』などと嫌がられた。でも、『ここでしゃべってくれないと私たちには伝わらないんだよ』という方や、来ていないファンやチケットが取れないファンには伝わらないから」と、ライブの中で謝罪をした当時の気持ちを表した。
一連の騒動後、この日テレビ番組に初出演した川谷について、社会学者の古市憲寿氏は「もっと破天荒な方と思ったが、話が上手だなと思った」と感想。川谷は「僕は普通なんです。やっぱりイメージが1人歩きしていましたから。『ゲスの極み-』という名前だったんで」と語った。MCの東野幸治が「グループ名について、ちょっと後悔しました?」と振ると、「だいぶ後悔しましたね。これ、たぶん『ゲスの極み乙女。』じゃなかったら、こんな(騒動に)になんなかっただろうな」と語った。
番組の最後にレギュラーコメンテーターの松本人志から、「この番組に出て今、良かったと思う?」と問われた川谷は、「半分半分くらいですね」と返答。東野が「しまったと思ったことは」と問うと、「序盤の方ですね」と笑顔。松本は「人って失敗するじゃないですか?この番組が何かの助けになればいいなと思うが…」などと話し、「僕が困った時には、この番組より金スマの方が助けになるな」と締めて、フル出演した川谷らと笑い声で締めた。