世界のミフネ、不発に終わったギャグとは…梅沢富美男が秘話明かす
俳優の梅沢富美男(66)が7日放送のフジテレビ系「フルタチさん」で、“世界のミフネ”こと映画俳優の故三船敏郎さんの失敗談を披露した。
梅沢は1982年、連続ドラマ「淋しいのはお前だけじゃない」に出演。三船さんはこのドラマが大好きで「あの梅沢っての、ちょっと一緒に飲みたい」と梅沢らに声をかけてくれたという。
その店はバニーガールがおり、三船さんの酒をテーブルに「おまちどおさまでした」と置いたところ、三船さんが「う~ん、寝てみたい」と一言。
当時、三船さんがCMで発して大流行していたセリフだが、それまで盛り上げ役に徹していた梅沢らはまさかの“ミフネジョーク”に約30秒間、絶句。若いバニーガールもうまく受け流すことができず、「何、このジジイ」みたいな顔をして立ち去ったといい、気分を害したのか、三船さんは「僕は帰る!」と、帰ってしまったという。
それまで盛り上げ役に徹していたという梅沢は「俺たちが一生懸命盛り上げてんだから、冗談の一つも言ってやらないと、と気を遣ってくれたと思うんだ」と三船さんの心情を思い、「俺たちが笑えば良かったんだ」と悔やんでいた。