柿原りんか人気急上昇 今春中学生「愛菜世代」から現れた新星
芦田愛菜、本田望結、鈴木福…今春そろって中学生になった2004年生まれの子役黄金世代に登場した“遅れてきた天才”にオファーが殺到している。
柿原りんか(13)は、ベルリン国際映画祭に出品された2月公開の映画「彼らが本気で編むときは、」(荻上直子監督)で、育児放棄された少女を好演し、今冬放送のドラマ「僕だけがいない街」(Netflix)への出演も決定。15年のミュージカル「モーツァルト」で注目を集めわずか2年あまりだが、所属事務所によれば「多くの依頼が来ている」という。
デイリースポーツの取材に「役作りは直感」と涼しげなまなざしに落ち着いた声で答える柿原。好きな女優も「メリル・ストリープ。『プラダを着た悪魔』がお気に入り」とチョイスも大人びている。子役といえば実際より下の年齢を演じるのが通例だが、「彼らが-」でも実年齢そのままに演じたようにリアリティーが強みだ。
「監督が求める以上の演技をしたい。将来?女優。それしか私にはない」。驚異の13歳はすでに覚悟を決めている。