YOSHIKIが緊急手術 主治医「このままではアーティストとして再起不能」
ロックバンド・X JAPANのYOSHIKIが16日に米・ロサンゼルスで頚椎人工椎間板置換の緊急手術を受けることを10日、マネジメント事務所を通じて発表した。
事務所のリリースによると、YOSHIKIは09年7月に頸椎椎間孔狭窄症と診断され手術を受けているが、半年前から頸椎椎間板ヘルニアの悪化で、手や腕にも強度の麻痺やしびれの症状が出ていることから、演奏にも支障をきたしていたという。
病院で精密検査を受けた結果「頸椎椎間孔狭窄症」と診断され、手術せざるを得ない状況となったという。今回は2回目の手術ということもあり、首の骨を削る頸椎椎間孔切除ではなく、人工椎間置換手術にするという。
診察した日本の医師からは、首の状態が引退を余儀なくされたラグビー選手のような強烈なダメージの受け方で、心身ともに限界がきていると告げられたといい、米国の主治医は「このままではアーティストとして再起不能になると判断し手術する運びとなった」とのコメントを発表した。
今後のスケジュールに関しては、5月はすべてキャンセルとなったが、7月に予定されているワールドツアー、8月から9月にかけて行われる予定のYOSHIKIプレミアムディナーショーなどは米国のエージェントと緊急協議中とした。
YOSHIKIはツイッターで「I’ll be back 必ず戻ってくるからね」とファンへ向けてメッセージを送っていた。