蜷川実花氏 幸雄氏亡くなる前後1カ月の写真展示 個展「うつくしい日々」
写真家で映画監督の蜷川実花氏(44)が11日、東京・原美術館で10日から個展「うつくしい日々」を開催しており、デイリースポーツの取材に応じた。個展は昨年5月12日に亡くなった父で演出家の蜷川幸雄氏の“死に向き合う日々”を撮影したもので、命日を前に実花氏は父への思いを明かした。
個展には幸雄氏が亡くなる前後1カ月で撮影した61点が展示された。開催期間が12日の命日を挟んでいるのは偶然で、実花氏は「導かれているような写真展になっているかと思います」と心境を明かした。写真集を作り、同美術館での個展を企画したところ、スケジュールが空いていたのは、この時期だけだったという。
写真には幸雄氏の心電図や手を撮影したものも含まれている。実花氏は「心電図は父が亡くなる前の写真で、そういうものも撮るんだなと、自分が写真家であることに気付かされました」という。手の写真は「簡単にセンチメンタルな気分にさせる」ので最後まで写真集に入れるかどうか悩んだが「この作品は絶対分かりやすい方がいいと思って入れました」と明かした。
実花氏は幸雄氏が亡くなってからの1年を「幸運なことに子供が小さいので生活で手一杯でした。大きな存在だったので、ガクッと来ると思ってたんですけど、穏やかな気持ちで過ごせました」と振り返った。
個展は19日まで。写真集は11日に発売された。
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