維新松井代表 清水健氏とは「話もしていない」“遺恨試合”堺市長選の候補決まらず

 日本維新の会の松井一郎代表=大阪府知事=は11日、現職との遺恨を抱える9月実施の大阪府堺市長選の公認候補に関して「慎重になっている。いろんなことを協議中」と述べ、候補擁立にはまだ時間がかかる見通しを示した。

 2月に擁立方針と報じられた元読売テレビアナウンサーの清水健氏(41)については「清水さんとはまだそんな話もしていない」とし「我々が無理矢理引っ張ったところで、本人がその気にならんと、どないもならん話ですから、特に我々側からアプローチすることはない」と述べた。

 清水氏は2月当時、出馬に関して「全くない。今、目の前にあることだけです」と否定し、がん撲滅の講演活動などに専念する考えを示していた。

 松井氏は、現在、同市に地盤を持つ馬場伸幸幹事長を中心に、選考中であることを強調した。

 一方、この日夜に行われた地域政党・大阪維新の会の全体会議の冒頭挨拶では、前回13年の堺市長選に維新候補として出馬・落選した西林克敏府議が、リベンジ出馬するとのテレビ報道があったとして、松井氏は「西林が覚悟を決めたとテレビで知ったばかりで、僕もびっくりしました。誰が決めたんや」と笑いを誘い、西林氏も否定してみせた。

 堺市長選を巡っては、現職の竹山修身市長(66)が、大阪府幹部職員だった09年に、当時の橋下徹知事の応援を受け当選。しかし、その後に竹山氏が橋下氏が掲げた大阪都構想に反対し、13年改選では総力を挙げた橋下維新を返り討ちにしている。

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