ガリクソン容疑者逮捕、解雇も 泥酔中に発見、午前6時ごろまで3人で飲酒

 お笑いタレントのガリガリガリクソン(本名・坂本祐介)容疑者(31)が12日、大阪市内の路上で飲酒運転をしたとして、大阪府警南署に道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕された。ガリクソン容疑者は右側前後輪がパンクした乗用車内で寝ているのを発見され、基準値以上のアルコール分が検出された。多量の酒を飲んだと供述しているが、運転した事実については「記憶がない」と否認。所属事務所は「司法の判断を待ち、厳正に対処します」としており、解雇も含めた厳しい処分が予想される。

 同署によると、12日午前6時58分、同市中央区の路上に不審車両が停車していると110番通報があり、署員が駆けつけたところ、ガリクソン容疑者が車内でシートを倒して寝ているのを発見した。

 酒の臭いがしたため現場で検査を行い、基準値以上のアルコールを検出。周辺の防犯カメラに同容疑者が車を運転しているのが映っていることをつかみ、午後に同署内で逮捕した。同容疑者は調べに素直に応じているというが、「お酒をけっこう飲んだせいもありますが、運転した記憶がありません。思い出すことができません」と容疑は否認している。

 発見当時、同容疑者の車はエンジンがかかったままで右の前後輪がパンク。右前バンパーに新しい傷があったが、事前に事故を起こした可能性について同署は「捜査中」とした。逮捕容疑は同日午前6時50分ごろ、大阪市中央区宗右衛門町の路上で、酒気を帯びた状態で普通乗用自動車を運転した疑い。同署は現段階では同乗者は確認していないとした。

 所属事務所の関係者によると、同容疑者は11日は大阪・なんばグランド花月(NGK)の舞台に出演。午後9時半ごろに自転車で劇場を出たという。デイリースポーツの取材によると、同容疑者はその後、午前2時ごろ、同市中央区東心斎橋のバーへ。先に来店していた知人の40代男性と、大阪在住のタレント・門楼まりりん(25)とみられる女性と合流。午前5時半から6時ごろまで飲酒。会計は男性が済ませた。

 店の関係者は、店を出る際の同容疑者について「酔ってはった」と話す一方で、「ガリさんが車で来ていたのは知らなかった」と明言。タクシーで帰宅させようとしたが、同容疑者が「車で寝て帰ります」と話したという。その後、同席していた2人とともに駐車場付近まで同容疑者を送り届け、店に戻ったという。車に乗り込むところまでは確認していなかったとした。

 ガリクソン容疑者はニート漫談などが持ちネタで、関西を中心にバラエティー番組に出演することが多かった。12日はNGKでのイベントに出演予定だった。突然の逮捕を受け、対応に追われた事務所は「今後は司法の判断を待ち、厳正に対処致します」とコメントを発表した。22日に所属タレントを含めコンプライアンス研修を行う予定だったという。

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