郷ひろみ、樹木希林からの「笑い」の助言明かす
郷ひろみが14日放送のトーク番組「ボクらの時代」で、伝説的ドラマ「ムー」で共演した樹木希林からの印象的なアドバイスを明かした。
「ムー」はTBS系で77年に放送されていたホームドラマ。伊東四朗、岸本加世子、伴淳三郎といった個性的な顔ぶれが揃う中、2人は名掛け合いを繰り広げた。
初めて樹木と出会ったのは21歳の時だったという。「鍛えられましたよ。樹木さんに」と振り返る郷が、最初に与えられた助言は「笑い」についてだった。
「笑うことが一番難しいのよヒロミちゃん。あなたは本気で笑ってない。泣くのは簡単なのよ。えーんって泣けばいいんだから。笑うのは本当、難しい。心から笑ってごらん」
このエピソードに、この日対談したリリー・フランキーは「一番笑えないアドバイスが…圧が凄すぎますよ」と苦笑い。もう1人の出演者・テリー伊藤も「(内田)裕也さんの100倍ぐらいあの人の方がワルだと思う。常に反体制的な匂いを漂わせてるというか…」と、コメントした。
ただ、リリーは「裕也さんとか、希林さんとか、すごくアナーキーな人に思われますけど、気遣いのある人」と2人の人柄を表現。郷ひろみも「実はそうですよね。温かい人ですよね」としみじみと語っていた。