女優の上戸彩（３１）が１４日、大阪市内で映画「昼顔」（６月１０日公開）試写会の舞台あいさつを共演の斎藤工（３５）らと行い、観客の大歓迎ぶりに感激した。

　登場をコールされるや、会場は女性らからの歓声に包まれた。上戸らは１１日にも都内で完成披露試写会に出席したが「会場は東京の方が大きかったのに、歓声は大阪の方がずっと大きい！テンション上がっちゃいます」と笑顔で、客席に向かって何度も手を振った。

　映画は、２０１４年にフジテレビ系で放送されたドラマ「昼顔～平日午後３時の恋人たち～」で不倫関係になった主婦と高校教師の、その後を描いた作品。上戸は「ドラマの撮影から２年ほど空いたが、映画のクランクインでは一瞬にしてドラマの別れのシーンに（気持ちが）戻った」と、物語の切なさがこみ上げたという。

　その時は泣くシーンの撮影ではなかったものの「心が苦しくなり、撮影前の段取りで涙が止まらなくなった」と、撮影秘話を明かした。