だいすけお兄さん復活に全国のママ感激 4曲熱唱、万感お別れ
NHK・Eテレの教育番組「おかあさんといっしょ」を今年3月で卒業した先代うたのお兄さん、横山だいすけが“復活”を果たした。5月4日にNHKホールで収録されたファミリーコンサートが14日に放送。最後のレギュラー出演時に歌った「にじのむこうに」をはじめ4曲を熱唱し、だいすけロスで悲しんだ全国のお母さんたちを喜ばせた。
コンサートの中盤で、「春風電話」に乗せて「僕も歌いに行っていいかな」と、連絡を入れただいすけお兄さんだったが、何でもすり替えてしまう「すりかえ仮面」というキャラクターにより、「音楽博士」にすり替えられてしまう。横山が二役を務めたが、持ち前のコミカルな演技で音楽博士としてさまざまな楽器を紹介した後で、すり替えが解除。ステージ上の早着替えで一瞬でだいすけお兄さんの姿に変身すると、観衆からは歓声が上がった。
「にじのむこうに」、「ぼよよん行進曲」、「みんなだれかがすきになる」をレギュラー出演者のセンターで熱唱すると、「僕もそろそろ帰らなくっちゃ」と切り出し、「また一緒に歌おうね。みんなと一緒に歌えて、とっても楽しかったよ。またねー」と別れのあいさつ。最後に「さみしくなんかないってば」を歌い上げ、ステージ奥へ手を振りながら姿を消した。汗と涙が入り交じっていたようで、顔はびしょぬれになっていた。
だいすけお兄さんの勇姿に、ツイッターには「やべ。泣きそう」、「最高の母の日ありがとうございます」、「だいすけお兄さんの歌声を聴けたのが、1番の母の日のプレゼントでした」という感激の声が相次いだ。横山自身はこの放送前に、公式ブログで「あつこお姉さんとゆういちろうお兄さんの歌のハーモニーとっても素敵でした」と後輩たちをたたえつつ、体操のよしお兄さん、「パント」のりさお姉さんと合わせて、「毎日新しい環境の中、本番に向けみんなで力を合わせて励んでいた姿が目に浮かびます」など現在のキャストにエールを送っている。