林家正蔵、嫁姑の板挟みに思わず本音「毎日戦争、毎日、戦」
落語家の林家正蔵(54)が15日、都内で行われた映画「家族はつらいよ2」(27日全国公開)公開直前イベントに登場、三世代同居の苦労を語った。正蔵は実母でエッセイストの海老名香葉子と同居しており、嫁姑との板挟みに「毎日戦争、毎日、戦です」と実感を込めてコメント。俳優の橋爪功ら、他の出演者の笑いを誘った。
映画は大家族の悲喜こもごもを描いた作品となっており、イベントでは試写会に参加した女性達からの家族に関する質問に出演者が答える形となった。
その中で三世代同居で食事の好みを合わせるのが大変だという70代女性の悩みが紹介された。長男の嫁役の夏川結衣は「本当に大変だと思う。好みも違うだろうし…」とコメントすると、いきなり正蔵が「三世代は毎日戦争、毎日、戦なんですよ」とたまらず?口を挟んだ。
正蔵は実母の香葉子さんと自分たちの子供たちと三世代同居しているが「母は83歳で、嫁が一応、母の食べ物の好みを聞くんです。母だけに気遣ってカレイの煮付けとか作るんですが、手をつけない。皆と一緒の生姜焼きとか食べてると、嫁の思いが潰れる訳で、殺伐とした雰囲気になるんですね」「嫁の作ったものに対し『この前の方がおいしかった』とか言われると、もう生きた心地がしません…」と矢継ぎ早にまくし立てた。
これには他の出演陣も大爆笑。更には、母親も嫁も、相手がいないときに相手のことを正蔵に愚痴るといい「辛いです。全部聞いてあげますから。どっちも悪く言わないようにして、心にもないけど『そうだね』って言ってあげないと…」とここぞとばかりに愚痴りだし、妻夫木聡からは「飲み屋みたいになってます」と笑いながら突っ込まれていた。