橋爪功、渥美清さんとの共通点 今でも妻と「ハグしている」
俳優の橋爪功(75)が15日、都内で行われた映画「家族はつらいよ2」(27日全国公開)公開直前イベントに登場。今でも妻と「ハグをしている」というラブラブな日常を明かすと、山田洋次監督から、故渥美清さんも妻とハグを欠かさなかったというエピソードを聞き「そこだけ渥美さんに似ている」と名俳優との共通点に笑顔を見せた。
映画は大家族の悲喜こもごもをユーモアたっぷりに描いた作品となっており、イベントでは試写会に参加した女性達からの家族に関する質問に出演者が答える形となった。
その中で、夫からの呼びかけが「名前」から「お母さん」に変わっていき、家族の誰もほめてくれないことに不満を持つ女性の意見が紹介された。橋爪は「さすがに『おい』とは呼ばないが、うちも名前からお母さんに(呼び方が変わった)。自然の流れだからしょうがない」とコメント。
また妻をほめないことについては「下手にほめると『心にもないくせに』なんて顔されるし、何言っても何か返ってくる。気の付けようがない」と苦笑いで実感を込めた。
ただ「ハグはしますよ」と話すと、会場からは思わず拍手が。司会者から「どんなときに?」と質問されると「出かける前とか。嫁は嫌がってるようですけど。臭いって言われる」と照れ気味に話すと、山田洋次監督が「渥美清さんも言ってましたよ。帰ったら必ず奥さんとハグをするって」と、「男はつらいよ」シリーズでタッグを組んだ名俳優のエピソードを紹介した。
これには橋爪も思わず笑顔。「そこだけ渥美さんと似ているね」と、渥美さんとの共通点があったことを素直に喜んでいた。