道端アンジェリカ、乾癬告白は「悔しかった」 肌汚いの批判に…
インスタグラムで乾癬(かんせん)という皮膚の病気にかかっていることを公表したモデルの道端アンジェリカが16日、フジテレビ系「めざましテレビ」、日本テレビ系・読売テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」で、その症状を語った。アンジェリカはテレビでスーパーフードを利用していることを明かしたところ、一部から「その割には肌がきたない」などとSNSに書き込まれたことから、自身の病気について告白したばかりだった。
「めざましテレビ」のインタビューでは「(症状は)6年ぐらい前から出てたと思います。おでこやあご、鼻(の回り)とか…」と切り出すと、「完全に治らなくても、ひどくならないようにすることは努力でできる」とコメント。「早寝早起きはずっと続けているし、食事も脂っこいものはなるべくとらないように気を付けている」と、規則正しい生活を心掛けていることを訴えた。
「情報ライブ ミヤネ屋」では、番組に生出演し、「(症状を明かすよりも)隠している方が辛かった」と、カミングアウトした心境を吐露。「病気を(多くの人に)知ってもらいたい気持ちもあったのか?」という宮根誠司の質問に「それもあった。努力してるのに肌が汚いと言われたのも悔しかったし、同じ気持ちの人を助けたいなというのもあった」と悔しさをにじませる場面も。
担当のヘアメークアーチストにも湿疹を指摘されることもあったというが「乾癬(かんせん)とも言えず、湿疹でとか、寝不足でとか、嘘ついてた。でも嘘つくのも疲れた」と本音。かゆみが出ないことから「出来ても気がつかないことも多い」という。現在は注射も打つなどして積極的に治療に臨んでいるといい、「治らないと落ち込んでいる人もいると思うが、良くなる病気だから一緒に頑張っていきたい」と、同じ病気と闘う人たちへ呼びかけていた。
「めざましテレビ」によると、乾癬(かんせん)とは誰でもなる可能性のある病気で、国内では30万人以上がかかっているという。皮膚が赤く腫れ、分厚くなった皮が鱗のように浮き上がり、はがれるという症状が特徴的。乾癬(かんせん)公表後のアンジェリカのSNSには、同じ病気に悩む女性などから「励みになった」などの声が多数寄せられていた。