岸谷五朗、過去の“パクリ”を告白
俳優・岸谷五朗(52)が、アルゼンチンのパフォーマンスプロデュース集団「FUERZA BRUTA」の最新作「WA!」(8月1日~9月30日品川ステラボール)をPRするチーフアンバサダーに就任し、16日、都内で開かれた会見で、過去の舞台演出上での“パクリ”をカミングアウトした。
岸谷は20年前に米ニューヨークでFUERZA-の前身のショー「ビーシャ・ビーシャ」を見て衝撃を受けた。中でも出演者がワイヤでつり下げられながら壁を走る「ワイヤアクション」の演出が特に気に入り、帰国後、自身が出演した新宿コマ劇場での舞台でそのまま使ったという。
この日は自分から「新宿コマの自分の舞台でパクった」と告白。会場ではその時のワイヤアクションの映像が公開され、うれしそうに「これ!これ!」と胸を張っていた。
「WA!」はFUERZA-の日本をテーマにしたオリジナル演目で、日本が世界初上演。ワイヤアクションのほか、観客席の上に透明なプールを設置してのパフォーマンスなど激しい演出が売りで、日本人出演者もアルゼンチンで2カ月の稽古に励んだ。
岸谷も現地に赴いて出演者を激励したというが、激しさを増すパフォーマンスに、年齢的に「1回しかできない」と自身の出演には消極的。新たなパクリにも「マネできない。難しい」と苦笑いしていた。
会見には同じくアンバサダーに就任した大谷亮平(36)、松井愛莉(20)、吉沢亮(23)も出席した。