黒柳徹子、憧れの俳優とは…十朱幸代の父親だった
女優の黒柳徹子(83)が、司会を務める16日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」で、昭和の名脇役だった俳優の故十朱久雄さんに憧れていたことを打ち明けた。
この日のゲストは久雄さんの娘で女優の十朱幸代(74)。
黒柳は「お父様はずいぶん、ずいぶん長くお仕事なさったから、ずいぶん仕事ご一緒にしましたよ、あたしも。テレビドラマもしましたし、舞台もしましたし」と回想。
「都会的な芝居をなさる方だった。憧れて、ご一緒によく(仕事を)しました」「いいお父様でしたね、あたし大好きだった。シャイでいてね、いつも。あたしがお会いした頃はもう戦争が終わってしばらくしてましたからね、ダンディーなお父様しか知らない」と、久雄さんへの憧れを語っていた。
久雄さんは溝口健二、小津安二郎、成瀬巳喜男といった世界的な映画監督に常連として重宝され、「東京物語」「近松物語」といった歴史的な名作に出演している。