藤井四段 連勝記録18に「実力からすると出来過ぎ」

竹内雄悟四段との対局に臨んだ藤井聡太四段(右)=大阪市内
対局を終え盤面を見つめる藤井聡太四段=大阪・関西将棋会館
対局を終え取材に応じる藤井聡太四段=大阪・関西将棋会館
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 公式戦17連勝中の藤井聡太四段(14)が18日、大阪市・関西将棋会館で行われた加古川青流戦の開幕戦で、竹内雄悟四段(29)と対局し、勝利した。藤井四段は、連勝記録を18に伸ばした。18連勝は歴代記録で羽生善治三冠らと並ぶ7位タイとなり、連勝記録でベスト10入りを果たした。

 後手の藤井四段は、終盤で攻め込まれる場面があったが、詰め将棋などで鍛えた終盤力を発揮し、120手で勝利した。対局後、取材に応じた藤井四段は、連勝について「自分の実力からすると出来過ぎた結果と思う」と謙虚に話した。竹内四段は「中盤はうまくいっているのかなという感じだったんですけど、終盤に入るところで間違えてしまい、形成を損ねて押し切られた」と振り返った。

 歴代最多連勝記録は神谷広志八段が1986年から87年にかけて記録した「28」連勝。

 次回は25日に、竜王戦6組決勝で近藤誠也五段(20)と対局する。「近藤五段も強敵だと思いますが、本戦出場を目指して頑張りたいと思います」と闘志を燃やした。

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