又吉、黒柳から「印税は?」 トットちゃん800万部に「その後話しにくい」
お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が18日、テレビ朝日系「徹子の部屋」に出演。処女作「火花」が200万部以上を売り上げたが、黒柳の著書「窓際のトットちゃん」の発行部数を聞き「800万部!」と絶句した。
番組では芥川賞から2年がたった又吉をゲストに迎え、家族の話や相方・綾部祐二の話題などに触れた。その中で黒柳は、火花が売れたことに「印税はたくさん?」と直球質問。又吉は恥ずかしそうな笑顔を浮かべたが、黒柳は「私は驚きませんよ」とサラリ。
黒柳は1981年に著した「窓際のトットちゃん」が大ベストセラーを記録。もちろん又吉は「知ってますよ」とうなずくと「でも私は(印税で)耳の聞こえない劇団作りましたからね。とっても嬉しい事でした。ずっと作りたかったですから」と印税で劇団を作ったと振り返った。
又吉は「どれぐらい売れたんでしたっけ?」と質問すると「800万部です」の答えが。これには「800万部ですか!」と驚きを隠さなかったが、黒柳は意に介さず「あなた、印税どうしました?」と重ねて質問した。
これには又吉も「その後、話しにくいですね」と苦笑い。「何に使おうがその人の勝手ですから」と黒柳に促されると「ぼくもあまりお金使わないんで、ほとんど手をつけてないです」と語り「ただ、20代のときは好きなように本を買ったりCDを買ったりができなかったので、大人になっていろいろ買えるから楽しい。嬉しい」と話し、黒柳もうなずいていた。