初期の肺がん（肺腺がん）を１８日に公表した歌舞伎俳優の中村獅童（４４）が、２年前に脳動脈瘤の手術も受けていたことが同日、分かった。獅童が日本テレビ系「ｎｅｗｓ　ｅｖｅｒｙ」のキャスターを務めるＮＥＷＳの小山慶一郎（３３）にメールを送り、小山が番組内で明かした。

　小山はこの日、肺がんを公表した獅童を心配し、メールを送ったところ「必ず元気になるから。実は２年前に脳動脈瘤という病気の手術もしました。それも克服できたので、今回も絶対乗り越えます」と返事が書かれていたという。小山は「ぜひ乗り越えて元気な姿を見せてください。待っています」と画面越しに呼びかけていた。

　動脈瘤は破裂して脳内に出血を起こす可能性があり、命にかかわることもあるので、手術した方がよいとされる。

　最近では、姉妹漫才コンビ「海原やすよ・ともこ」の妹、やすよが昨年１２月末に手術を受け、２週間後に退院。術後約１カ月で仕事復帰を果たした。（※手術時は４１歳）

　また女優・新田恵利も４５歳だった２０１３年６月に手術を受けた。タレント・川村ひかるは３５歳だった１５年９月に動脈瘤が見つかったが、手術せず、経過を観察する選択をした。